9時ごろから最後のまとめがあり、キャンプの全てのプログラムが終了しました。
10時ごろ義雄先生のお友達の大森さんが福島からの参加者を迎えに来ました。大森さんは義雄先生のお友達の坂倉さんが企画した「tomodachi送迎プロジェクト」のメンバーですが、坂倉さんと一緒に招待者4名を「福島から浪合まで」、ボランティアで送迎してくれました。
ハヤシライスの昼食を食べて、1時ごろ2台のマイクロバスに分乗して遊楽館を後にしました。
今年のキャンプは3週間といつもより短い期間でしたが、内容は盛り沢山でした。「阿智中学への体験入学」「震災被災者の招待」「ふれ愛コンサート」など初めてのプログラムもありましたが、皆の頑張りで成し遂げることが出来ました。ふれ愛コンサートで歌った「浪合(ここ)から未来へ」と子供たちが作った「押入れの忍者」はYoutubeからブログに載せていますので、まだ見ていらっしゃらない方はどうぞご覧下さい。
また、参加者が交代で書いたキャンプ生活のブログ発表、そして保護者の方のコメントによる励まし、今年のキャンプも色々な思い出を残して、21日間のプログラムを終了いたしました。来年も皆と一緒に素晴らしいキャンプができることを願って2011年のキャンプブログを締めることといたします。ブログを通してキャンプに参加してくださったご家族やお友達のみなさんに感謝申し上げます。
長野なみあいインターナショナルキャンプ スタッフ一同
今回は震災後のキャンプということで、主催主でもある大山先生にとってはキャンプをやるかやらないか、非常に厳しい判断をなされたと思います。
私も今回参加したかったのですが、諸事情により参加不可となってしまいました。非常に残念です。でも毎日ブログを見ていたので、そのときの雰囲気が伝わりました。なによりもコンサートの合唱を聞いてウルッときたのは今でも印象に残ってます。
今回のキャンプで何を学んだか。それは人それぞれ。私の印象としては、不運を幸運に変える魂を学びました。なでしこジャパンの劇的優勝、東北新幹線の早期復旧のように、絶望的だった過去が今となっては活気あふれている。はじめて被災した子供たちにあったときは、不安どころか一緒にいることすら難しかったであろう。でも、最後はみんないい笑顔でお別れできた。
今回のキャンプは、これまで以上に成長した子供たちがたくさんいただろう。これらの経験を是非、様々な分野で活躍し、困ってる人に役立つ人間になる。私は信じています。
来年こそは来れることを信じます。
長くなりましたが、スタッフ方々、センターの皆さん、ネット上でサポートしてくれたかつての参加者、そして2011なみあいキッズ、本当にお疲れ様でした。
Play For Japan!
2006、2008年キャンプ参加者、ジュニアリーダー
森岡匠